親知らず抜歯についてのエトセトラ

10枚めのアライナーになりました。
夏の暑さも、矯正中の噛み合わせの不揃いも、食後の度の歯磨きもなんのその。
数々のハードルも私には障害にならず、相変わらずの食欲と不便のない日常生活を送っています。
アライナーも順調に交換できました!

平和に、滞りなく進んでいたインビザライフですが、先日のとある事件?のためにこんなすぼらな私でも、とっても大変だった!と思うような出来事があったのでご報告です。
歯の矯正をするなら避けては通れない?道、親知らずの抜歯に行ってきました!

事件というほどの事ではありませんが、なにぶん私の親知らずは両方とも歯ぐきの中に埋もれている埋没歯というもの。
抜歯をするためには歯ぐきを切るというやっかいな工程が必要だったため、歯科ではなく口腔外科へ行かなければならなかったので中々腰が重くなっていました。

ちなみに、痛みがあるのならいざ知らず、なぜそこにあるだけの親知らず(まして埋まっているもの)を抜歯するのかと疑問だったのですが、
①親知らずが生えてこようとする動きで歯列を乱してしまう
②虫歯のリスクが高まる
③隣接する歯も虫歯にしてしまう
④口臭などの原因にも

という可能性があるからとの事。
①は↓こんな感じ。

親知らずは、奥歯のそのまた奥ということで、ハミガキもしづらいため②、③、④を引き起こす大きな原因になってしまうのです。
充分に磨けないという事は、口臭だけでなく歯周病や歯肉炎のリスクも高くなってしまうので、残しておくメリットがあまりない不憫な存在でもあります。
それなら、痛みが出てからの抜歯でいいのではと思われますが、痛み初めてからだと歯茎が腫れてしまい、その腫れが引かないと(薬の服用など)抜歯が行えないそうなので要注意です。
抜歯後には抗生物質や痛み止めなど服用するため、妊娠中の方は抜歯が難しいケースもありますので、まだおとなしい時期だからこそ抜歯をした方がよいとの事。(授乳中の方は、一時断乳を余儀なくされます)

私の場合は、4本全て埋没していたわけではなく右上の1つは頭だけ出ている状態だった(インビザをやるまで気づかなかった!)ので、なおさら虫歯になりやすい(むしろなりかけていた?)との事。

確かにそんな歯の存在は初めて知り、たぶん今まで磨いた事はなかった(恐ろしい!)ので、それは虫歯にもなろうというものですよね。

そんなこんなで、矯正期間中のどこかでは抜歯をしなければならないので、意を決して行ってきた次第です。
嫌な事はなるべく一回で、という心持ちで、まずは右側の上下合わせて2本の抜歯をしてきました。
施術時間ですが、治療台に案内され抜糸の予約まででトータルで40分くらいと、思っていたよりも短かったです。
術中は麻酔が効いているので、痛みはほとんどありませんが、感覚がなにもないのかと言えばそうではなく、今歯茎を切ったなーとか、やっぱり流血するんだなとか、歯を引き抜くメリメリっという音は聞こえるので、なんとも言えない嫌~な感覚が。
下顎の親知らずは、めりめりっぐりぐりぐりぐりーめりっがんがん!パキっ、という道路工事のような音が鳴り響き、本当に苦行でした。
終わってしまえばなんて事なかったなーと思えるのですが^^;

むしろ、本当の苦行は術後~抜糸までの1週間でした…

少し長くなってしまったので、壮絶な(笑)1週間の模様はまた次のブログに書いていきたいと思います。

続きです♪⇒親知らず抜歯後の経過とドライソケットについて

栗田

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