Nobel Sustainability Trust
代表 Peter Nobel
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テロメア治療開発者・坂井万里医師
Nobel Sustainability Trust 代表 Peter Nobel × テロメア治療開発者・坂井万里医師
日本の再生医療を牽引する医師・研究者であり、独自の「テロメア治療」を開発した坂井万里医師と、ノーベル家のメンバーとして世界のサステナビリティ推進に取り組む Nobel Sustainability Trust(NST)代表 Peter Nobel 氏。
両者が国際的なパートナーシップの可能性について語り合いました。
坂井医師はまず、自らの研究と臨床での活動について語りました。
「私は日本で再生医療の研究と実践を行っています。再生医療とは、人が本来持っている“自己再生力”を最大限に引き出す医療だと考えています。」
坂井医師らが開発した「テロメア注射」は、すでに米国で特許を取得し国際的な注目を集めています。
ビタミン、アミノ酸、NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)、ビタミン D3、オレイン酸、コンドロイチンなどを組み合わせ、細胞のエネルギー源であるミトコンドリアや免疫細胞へ多面的に働きかける治療です。
「テロメア治療は、がん治療を補助する免疫の強化、エイジングケア、食物アレルギーやアトピーの改善、不妊や更年期症状の調整にも効果があります。私自身、喉にあった腫瘍が2年の治療で手術なく消失しました。」
ピーター氏はこの説明に深い関心を示し、「非常に興味深い取り組みですね」と応じました。
続いて坂井医師はNSTの活動について質問し、ピーター氏はその理念を丁寧に語りました。
「NSTは、サステナビリティに関する科学研究を社会に生かすための活動を行う財団です。大学との協働を重視しており、ミュンヘン工科大学に加え、来年からケンブリッジ大学とも連携を進めます。これらのネットワークを基盤に”World Sustainability Academy”という国際的な学術ネットワークを構築する計画です。」
NSTは毎年国際サミットを開催し、世界が直面する持続可能性の重要課題をテーマに議論を行っています。また、各分野の功績を讃えるアワードを授与し、世界の専門家を巻き込んだプラットフォームを築いています。
「私たち自身は専門家ではありませんが、ノーベル家としてサステナビリティの未来に強い危機感を持っています。その視点から、世界の研究者や大学と連携し、社会に必要な議論を進めています。」
坂井医師は、再生医療における”サステナビリティ”の意味を次のように述べました。
再生医療は、人の心と身体の持続可能性を実現する医療だと考えています。医療そのものがサステナビリティの概念と深く結びついているのです。
この価値を世界に伝えるために、NSTとどのような形で協働できるのかを検討したいと思っています。」
このコメントを受けて、ピーター氏は、医療分野との協働に前向きな姿勢を示しました。
「健康や長寿は、国連SDGsでも非常に重要なテーマです。NSTのネットワークを活用すれば、国際的な専門家との対話や協働も可能です。どのような取り組みが最適か、ぜひ今後ご提案いただければと思います。」
対談の終盤、坂井医師は若手育成について話題を向けました。
「私自身、若い医師や研究者の育成に力を入れています。NSTも次世代支援を重視されていますが、教育分野での国際的な連携は可能でしょうか。」
ピーター氏はこう応えました。
「次世代育成はNSTにとっても重要なテーマです。あなたの取り組みを詳しくお聞かせいただければ、NSTの活動とどのように結びつけられるか検討できます。連携の可能性は十分にあると感じています。」
未来を担う若い研究者を国際的に育てるという視点において、両者は強い共感で結ばれました。
対談後、撮影の合間にピーター氏が微笑ましい質問を投げかけました。
「ところで、200歳まで生きるには何回テロメア治療を受ければいいのでしょうか。」
坂井医師は笑顔で即答します。
「月に1回、必ず続けてください。200歳になるまで。」
会場は笑いに包まれ、対談は温かな雰囲気の中で締めくくられました。
今回の対談は、
・ 再生医療が担う「人の持続可能性」
・ NSTが担う「地球と社会の持続可能性」という二つの視点が交わる貴重な機会となりました。
坂井医師は最後にこう語りました。
「ピーター氏との対話を通して、医療のサステナビリティは必ず未来の希望につながると、改めて強く確信しました。私はこの領域の先駆者として、その価値をひとりでも多くの方へ届け、医療の新しい未来を切り開いていきたいと思っています。」